『インディア・ソング』(India Song)は、フランスの作家マルグリット・デュラスが監督した1975年の映画、1973年に出版した同名の著作『インディア・ソング』(『ラホールの副領事』の続編)の映画化で、舞台化もされた。原作はいちおう小説ということになっているが、副題として「テクスト・テアトル・フィルム」という言葉が付記されており、小説とも戯曲ともレーゼドラマともレーゼシナリオとも呼べるような超ジャンル的なテクストであった。翻訳を手がけた田中倫郎によると「破壊しに、と彼女は言う」も同様の趣向のテクストであり、こちらの方もデュラス自身によって映画化された。 カンヌ国際映画祭に出品され、その斬新な作風に賛否が分かれたが、日本では同年参加した寺山修司などが「ドゥシャン・マカヴェイエフの『スウィート・ムービー』と共に、この映画祭中で最も重要な作品の一つ」と評価し熱狂的支持者を作った。

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  • 『インディア・ソング』(India Song)は、フランスの作家マルグリット・デュラスが監督した1975年の映画、1973年に出版した同名の著作『インディア・ソング』(『ラホールの副領事』の続編)の映画化で、舞台化もされた。原作はいちおう小説ということになっているが、副題として「テクスト・テアトル・フィルム」という言葉が付記されており、小説とも戯曲ともレーゼドラマともレーゼシナリオとも呼べるような超ジャンル的なテクストであった。翻訳を手がけた田中倫郎によると「破壊しに、と彼女は言う」も同様の趣向のテクストであり、こちらの方もデュラス自身によって映画化された。 カンヌ国際映画祭に出品され、その斬新な作風に賛否が分かれたが、日本では同年参加した寺山修司などが「ドゥシャン・マカヴェイエフの『スウィート・ムービー』と共に、この映画祭中で最も重要な作品の一つ」と評価し熱狂的支持者を作った。 (ja)
  • 『インディア・ソング』(India Song)は、フランスの作家マルグリット・デュラスが監督した1975年の映画、1973年に出版した同名の著作『インディア・ソング』(『ラホールの副領事』の続編)の映画化で、舞台化もされた。原作はいちおう小説ということになっているが、副題として「テクスト・テアトル・フィルム」という言葉が付記されており、小説とも戯曲ともレーゼドラマともレーゼシナリオとも呼べるような超ジャンル的なテクストであった。翻訳を手がけた田中倫郎によると「破壊しに、と彼女は言う」も同様の趣向のテクストであり、こちらの方もデュラス自身によって映画化された。 カンヌ国際映画祭に出品され、その斬新な作風に賛否が分かれたが、日本では同年参加した寺山修司などが「ドゥシャン・マカヴェイエフの『スウィート・ムービー』と共に、この映画祭中で最も重要な作品の一つ」と評価し熱狂的支持者を作った。 (ja)
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