アヴィア B-35(Avia B-35、ドイツ航空省による名称(en):Av-35)は、第二次世界大戦直前にチェコスロバキアで製造された戦闘機である。本機は複葉戦闘機を代替する機体を求める1935年のによる要求に応じて設計された。 B.35は楕円翼を持つ低翼単葉の流麗な機体であった。コックピットより前方の胴体は溶接鋼管に金属張り、機体後部は羽布張りである一方で主翼は全木製であった。かなり時代錯誤なことであったが引き込み式の降着装置は簡単には実現不可能であったことから開発が迅速に進むことを期待して空軍はこの機体に尾輪式の固定降着装置を指定してきた。