アントルシャ(仏:entrechat)は、バレエにおける技法の1つ。両足で踏み切って垂直に跳躍し、滞空中に両足を交差させる(打つ)動きで、両足(5番ポジション)あるいは片足(シュル・ル・ク・ド・ピエ)で着地する。足を交差させる回数によって、アントルシャ・カトル(entrechat quatre、4回)、アントルシャ・シス(entrechat six、6回)などの種類がある。バレエにおいては、男女の別なく頻繁に用いられる技法である。