アルミノケイ酸塩(アルミノケイさんえん、aluminosilicate)はケイ酸塩中にあるケイ素原子の一部をアルミニウム原子に置き換えた構造を持つ化合物である。 ケイ素と酸素が三次元的に網目状に連なった構造を持つケイ酸塩の中で、Si4+ を Al3+ で置き換えることにより失われる正電荷を補償する形でアルカリ金属イオン (M+) などのカチオンを含んでおり、その一般式は と表される。含まれるカチオンの種類により多様な性質を示す。 地殻中のアルミニウムの多くはこの形で鉱物として存在している。