アルフォン・ラレー(Alphonse Rallet & Co.)は、かつて存在したロシアの化粧品製造企業である。1843年にロシア・モスクワで誕生したが、1917年のロシア革命後は南フランスのカンヌ・地区 (La Bocca) に本社を移し、化粧品の製造を続けた。 シャネルから1921年に発売された「CHANEL N°5」と「CHANEL N°22」の調香・開発で有名なエルネスト・ボーがここに在籍し、調香の修練を積んだことで知られる。