アリタリア航空112便墜落事故は、1972年5月5日にイタリア・シチリア島で発生した航空事故。ローマ・フィウミチーノ空港発パレルモ国際空港行のアリタリア航空112便(ダグラス DC-8-43)が、パレルモ国際空港の南西5キロ地点に墜落し、乗員乗客115人全員が死亡した。この事故は、イタリアで発生した単独機の事故としては最悪で、イタリアの航空史上リナーテ空港事故(2001年)に次いで死者の多い事故である。