アユカケ(鮎掛、学名: Rheopresbe kazika)は、スズキ目カジカ科に属する日本固有種の魚である。カマキリ(鎌切、杜父魚)、アラレウオ(霰魚)などとも呼ばれる。ヤマノカミと同じく「降河回遊」の生活史をもつ中型カジカ類の一種である。本種は、以前カジカ(Cottus)属とされていた。分子系統学解析により、従来のカジカ属は多系統群で、本種はヤマノカミの姉妹群と推定されたことから、Rheopresbe属となった。