アムネマチンは中華人民共和国青海省ゴロク・チベット族自治州(チベットアムド地方南部)にある山々で、崑崙山脈の東部に属しており、最高峰の海抜は6,282メートルである。チベット語でアムネは老人、マチンは活仏の従者を意味する。また、現地のチベット族は「神の山」の意だとしている。「アムネマチン」は現地方言による発音であり、ラサ方言では「アニエマチン」(アニエマチェン)となる。別名は積石山(しせきさん、せきしゃくさん、せきせきさん)。 最高峰は単にアムネマチンとも、またマチェンガンリ(瑪卿崗日)、瑪積雪山ともいう。 チベット民族の四大聖地のひとつで、黄河の源流近くにある。 現地住民により長く登頂が妨げられていたが、1981年5月22日に日本の渡辺義一郎(副隊長)ら上越山岳協会アムネマチン友好登山隊が初登頂した。