アニタ・オデイ(Anita O'Day、1919年10月18日 - 2006年11月23日)は、アメリカ合衆国出身のジャズ歌手。 ハスキーボイスと、個性的な歌い方から生まれるメリハリの効いたスウィング感が特徴。クリス・コナー、ジューン・クリスティらと並び、スタン・ケントン・オーケストラが輩出した女性歌手(「ケントン・ガールズ」と言われる)の1人であり、1950年代から1960年代に成功を収めた。 薬物に絡んだ荒れた行状や薬物使用の嫌疑での投獄のため「ジャズ界のイゼベル (The Jezebel of Jazz)」の異名をとったが、本人はこの呼び名を嫌っていた。