アドゥア級潜水艦 (Sommergibili Classe Adua) はイタリア海軍の中型潜水艦で、第二次世界大戦で用いられた。ペルラ級とほぼ同型であり、600型に属する。イタリア海軍でもっとも同型艦の多い潜水艦であり、20隻が建造されそのうち3隻は戦前にブラジルへ売却された。第二次世界大戦では主に地中海で作戦に従事し、このうちゴンダルとシレは人間魚雷搭載艦に改造されアレクサンドリア港攻撃などを行い大きな戦果をあげた。終戦までにアラジ以外の16隻が失われている。