アイチウイルス (Aichi virus、AiV)とは、ウイルスの分類においてボルティモア分類第4群一本鎖プラス鎖RNAウイルスで、ピコルナウイルス科コブウイルス属(Genus kobuvirus)に属するウイルスである。胃腸炎の原因ウイルスである。 1989年、愛知県衛生研究所がカキ(牡蠣)が原因と推定された胃腸炎の集団発生における患者から分離した。1998年、ゲノムの全塩基配列が決定した。