『まわり道』(独: Falsche Bewegung、英: The Wrong Move)は、1975年西ドイツ製作、ヴィム・ヴェンダース監督によるロードムービー。作家志望の青年が旅行を通じて様々な人と出会いながら、自分探しに意味を見出せなくなっていく様子を描く。 ロードムービー3部作の2作目であり、ナスターシャ・キンスキーのデビュー作でもあり、彼女は本作でヌードシーンも演じている。ゲーテの『ヴィルヘルム・マイスターの修業時代』を下敷きにしており、登場人物の名前も同作から取っている。 日本では、2021年11月より「ヴィム・ヴェンダース レトロスペクティブ」として劇場公開された。