『罪なくして斬らる 小栗上野介』(つみなくしてきらる おぐりこうずけのすけ)は、大島昌宏による歴史小説。1994年10月に新潮社より刊行された。幕末に手腕を振るい横須賀造船所建設に尽力して日本近代化の礎を築くも罪なくして斬首された幕閣・小栗上野介忠順の激動の生涯を描く。第3回(1995年)中山義秀文学賞受賞作。 『またも辞めたか亭主殿〜幕末の名奉行・小栗上野介〜』(またもやめたかていしゅどの 〜ばくまつのめいぶぎょう・おぐりこうずけのすけ〜)と題して、岸谷五朗主演でテレビドラマ化され、2003年1月に「正月時代劇」としてNHK総合テレビで放送された。