ひずみ地震計(ひずみじしんけい、英語: linear strain seismo-graph)とは、地震動よる地盤の伸縮(ひずみ)を精密に測定する装置のことである。岩盤上の2地点間のひずみを測定する。実用的なものは1932年にベニオフ (1935) により初めて設置された。地殻変動による地盤の長期的なひずみや、地球潮汐による固体地球の変形なども記録することができる。記録できる変形の量は10-9(1kmにつき1μm)くらいまでで、感度が高い。可変容量型ひずみ地震計や石英管ひずみ地震計などがある。日本では、気象庁松代地震観測所にあるものなどが知られる。なお、ひずみ地震計の原理は基本的には伸縮計と同じである。
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