ちょろけんは江戸時代後期から明治にかけて京阪地方に存在した門付芸(かどづけげい)。 全身が隠れるほどの大きな張子の福禄寿をかぶった正月の物乞いが享保年間(1716~36)大阪の町へ現れたのが最初という。 明治期までは、正月の門付けのみでなく社寺の境内にも現れたが明治以後衰滅した。