『すべての犬は天国へ行く』(すべてのいぬはてんごくへいく、EVERY DOG GOES TO HEAVEN)は、ケラリーノ・サンドロヴィッチの戯曲。劇団「ナイロン100℃」により21st Sessionとして東京・本多劇場で2001年4月6日に初演、論創社より2002年8月25日に刊行の同名戯曲集に収録された。第1回受賞作。本作は、殺し合いの果てに男たちが死に絶え、女だけの町となったアメリカ合衆国西部の町で、古びた居酒屋を舞台に、残された女たちの狂気をシリアスかつコミカルに描いた西部劇である。 2015年、劇団「ぬいぐるみハンター」により上演。同年、プラチナ・ペーパーズの堤泰之の演出によってリメイクされた。