『きゃんきゃんバニー』は、日本のゲームブランド、カクテル・ソフトが1989年に発売したアダルトゲームである。カクテル・ソフトのデビュー作であり、本作を皮切りに『きゃんきゃんバニー』シリーズとしてシリーズ化がなされた。なお、同ブランドからはシリーズ1作目『きゃんきゃんバニー』のリメイクとして、『きゃんきゃんバニー1・Primo』が1997年12月に発売されている。 本作はアダルトゲームであるにもかかわらず、女性キャラクターと親密になっていくプロセスを重視した内容となっていた。このような作風は「ナンパシミュレーション」あるいは「ナンパゲー」とも形容されている。『きゃんきゃんバニー』はリリースされた当時、美少女ゲーム業界に転換をもたらした作品とされ、恋愛シミュレーションゲームの「元祖」あるいは「源流」などと称されている。