お菊の皿(おきくのさら)は、古典落語の演目の一つ。別名に皿屋敷(さらやしき)。著名な怪談噺である皿屋敷(播州皿屋敷、番町皿屋敷)を下敷きとするが、本話自体はである。原話は嘉永ごろ板「新板おとしばなし」内の『皿屋敷お菊が幽霊』。元は上方落語で、江戸落語には2代目桂三木助から6代目三遊亭圓生に教える形で伝わった。 上方落語では3代目桂春団治や2代目桂枝雀などが得意演目としている。