STS-71は、アメリカ合衆国とロシアによるシャトル・ミール計画の3回目のミッションであり、スペースシャトルが初めてミールとドッキングした。1995年6月27日にスペースシャトルアトランティスがフロリダ州のケネディ宇宙センター第39発射施設から打ち上げられた。スペースシャトルにより、交代要員のアナトリー・ソロフィエフとニコライ・ブダーリンをミールに送り届け、インクリメントのノーマン・サガードを連れ帰った。アトランティスは、8人の乗組員を乗せて7月7日に地球に帰還した。アトランティスでミールを訪れた7回連続のミッションの第1回目となった。 スペースシャトルはミールに5日間ドッキングし、当時最大の宇宙船となった。スペースシャトルが宇宙ステーションとドッキングしたのは初めてであり、スペースシャトルと宇宙ステーションの間で乗組員の交換を行ったのも初めてであった。アメリカ合衆国による有人宇宙船の打上げは、これが100回目であった。このミッションで、スペースラブと補給品がミールに送られた。アメリカ合衆国とロシアの乗組員は共同で、スペースラブで(SAREX-II)や生命科学の実験を行った。