RS-84ロケットエンジンはロケットダイン社で開発が計画されたアメリカにとって初となる炭化水素を燃料とする再使用型二段燃焼サイクルの液体燃料ロケットエンジンである。対照的にソビエト連邦では1980年代に既にエネルギアロケット用として炭化水素燃料のRD-170再使用型エンジンを開発していた。コンステレーション計画に集中するため開発計画は2004年に中止された。当初の予定では2007年末に実物大の試験を実施する予定だった。