RAF1はヒトではRAF1遺伝子にコードされる酵素である。c-Raf(proto-oncogene c-RAF)という名称が用いられることもあり、他にもRAF proto-oncogene serine/threonine-protein kinase、Raf-1などとも呼ばれる。c-Rafは(ERK1/2経路)を構成し、Rasサブファミリーの下流のMAPキナーゼキナーゼキナーゼ(MAP3K)として機能する。c-Rafはセリン/スレオニンキナーゼのRafキナーゼファミリーのメンバーであり、TKL(Tyrosine-kinase-like)グループに属する。