フォスタグ(Phos-tag)は、広島大学の医薬分子機能科学研究室(小池透教授)が開発した低分子である。リン酸モノエステルアニオン(リン酸化タンパク質、リン脂質、など)を迅速かつ選択的に捕捉するである。本分子を用いたリン酸化生体物質の分離・精製・検出法をフォスタグ技術と呼び、リン酸化生体分析解析技術として最先端の研究現場に普及しはじめている。