PCI事件(―じけん)とは、大手コンサルタント会社のパシフィックコンサルタンツインターナショナル(PCI)を巡る刑事事件。2008年にアジアに対する日本のODAに絡み、PCI社やPCI幹部らによる詐欺や特別背任、不正競争防止法違反などの一連の容疑が浮上した。東京地方検察庁特別捜査部(東京地検特捜部)によって、PCI幹部らが逮捕・起訴され、詐欺や不正競争防止法違反に関しては有罪判決を受ける一方、特別背任については無罪判決が確定している。