MDR-CD900STは、ソニー・ミュージックソリューションズが販売しているヘッドフォン。日本ではモニター・ヘッドフォンのデファクトスタンダードとして知られている。1989年に法人に限定して販売が開始され、1995年からは家庭用にも販売されている。 本機はソニーが1985年に発売したヘッドフォン MDR-CD900 を元に、ソニーとソニー・ミュージックスタジオの共同開発によって誕生した。CBS・ソニーのスタジオで使用するために開発されたモデルであり、当初は非売品で MDR-CD900CBS というモデル名であったが、1989年に国内のスタジオ向に発売された際、MDR-CD900ST にモデル名が変更された。 MDR-CD900 と MDR-CD900ST の外見上の主な相違点は、MDR-CD900 はハウジングが光沢仕上げ、折り畳み機構を備え、カールコード、プラグが3.5mmミニプラグと標準プラグを切り替えられる2ウェイ仕様のフォーンプラグである一方、 MDR-CD900ST はハウジングがつや消し仕上げ、折り畳み機構がなく、ストレートコード、標準フォーンプラグとなっている。MDR-CD900 はアモルファス・ダイヤモンド振動板を採用しているが、MDR-CD900ST は振動板素材に関する記載が特にない。音作りは藤木電器より監修を受けている。

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  • MDR-CD900STは、ソニー・ミュージックソリューションズが販売しているヘッドフォン。日本ではモニター・ヘッドフォンのデファクトスタンダードとして知られている。1989年に法人に限定して販売が開始され、1995年からは家庭用にも販売されている。 本機はソニーが1985年に発売したヘッドフォン MDR-CD900 を元に、ソニーとソニー・ミュージックスタジオの共同開発によって誕生した。CBS・ソニーのスタジオで使用するために開発されたモデルであり、当初は非売品で MDR-CD900CBS というモデル名であったが、1989年に国内のスタジオ向に発売された際、MDR-CD900ST にモデル名が変更された。 MDR-CD900 と MDR-CD900ST の外見上の主な相違点は、MDR-CD900 はハウジングが光沢仕上げ、折り畳み機構を備え、カールコード、プラグが3.5mmミニプラグと標準プラグを切り替えられる2ウェイ仕様のフォーンプラグである一方、 MDR-CD900ST はハウジングがつや消し仕上げ、折り畳み機構がなく、ストレートコード、標準フォーンプラグとなっている。MDR-CD900 はアモルファス・ダイヤモンド振動板を採用しているが、MDR-CD900ST は振動板素材に関する記載が特にない。音作りは藤木電器より監修を受けている。 海外では同系統の機種である (1985年発売)と MDR-7506(1991年発売)がモニターヘッドフォンとして有名である。どちらも折り畳み可能で、カールコード、2ウェイ仕様のプラグである。MDR-7506 はソニーから業務用ルートで国内でも販売されている。 (ja)
  • MDR-CD900STは、ソニー・ミュージックソリューションズが販売しているヘッドフォン。日本ではモニター・ヘッドフォンのデファクトスタンダードとして知られている。1989年に法人に限定して販売が開始され、1995年からは家庭用にも販売されている。 本機はソニーが1985年に発売したヘッドフォン MDR-CD900 を元に、ソニーとソニー・ミュージックスタジオの共同開発によって誕生した。CBS・ソニーのスタジオで使用するために開発されたモデルであり、当初は非売品で MDR-CD900CBS というモデル名であったが、1989年に国内のスタジオ向に発売された際、MDR-CD900ST にモデル名が変更された。 MDR-CD900 と MDR-CD900ST の外見上の主な相違点は、MDR-CD900 はハウジングが光沢仕上げ、折り畳み機構を備え、カールコード、プラグが3.5mmミニプラグと標準プラグを切り替えられる2ウェイ仕様のフォーンプラグである一方、 MDR-CD900ST はハウジングがつや消し仕上げ、折り畳み機構がなく、ストレートコード、標準フォーンプラグとなっている。MDR-CD900 はアモルファス・ダイヤモンド振動板を採用しているが、MDR-CD900ST は振動板素材に関する記載が特にない。音作りは藤木電器より監修を受けている。 海外では同系統の機種である (1985年発売)と MDR-7506(1991年発売)がモニターヘッドフォンとして有名である。どちらも折り畳み可能で、カールコード、2ウェイ仕様のプラグである。MDR-7506 はソニーから業務用ルートで国内でも販売されている。 (ja)
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  • MDR-CD900STは、ソニー・ミュージックソリューションズが販売しているヘッドフォン。日本ではモニター・ヘッドフォンのデファクトスタンダードとして知られている。1989年に法人に限定して販売が開始され、1995年からは家庭用にも販売されている。 本機はソニーが1985年に発売したヘッドフォン MDR-CD900 を元に、ソニーとソニー・ミュージックスタジオの共同開発によって誕生した。CBS・ソニーのスタジオで使用するために開発されたモデルであり、当初は非売品で MDR-CD900CBS というモデル名であったが、1989年に国内のスタジオ向に発売された際、MDR-CD900ST にモデル名が変更された。 MDR-CD900 と MDR-CD900ST の外見上の主な相違点は、MDR-CD900 はハウジングが光沢仕上げ、折り畳み機構を備え、カールコード、プラグが3.5mmミニプラグと標準プラグを切り替えられる2ウェイ仕様のフォーンプラグである一方、 MDR-CD900ST はハウジングがつや消し仕上げ、折り畳み機構がなく、ストレートコード、標準フォーンプラグとなっている。MDR-CD900 はアモルファス・ダイヤモンド振動板を採用しているが、MDR-CD900ST は振動板素材に関する記載が特にない。音作りは藤木電器より監修を受けている。 (ja)
  • MDR-CD900STは、ソニー・ミュージックソリューションズが販売しているヘッドフォン。日本ではモニター・ヘッドフォンのデファクトスタンダードとして知られている。1989年に法人に限定して販売が開始され、1995年からは家庭用にも販売されている。 本機はソニーが1985年に発売したヘッドフォン MDR-CD900 を元に、ソニーとソニー・ミュージックスタジオの共同開発によって誕生した。CBS・ソニーのスタジオで使用するために開発されたモデルであり、当初は非売品で MDR-CD900CBS というモデル名であったが、1989年に国内のスタジオ向に発売された際、MDR-CD900ST にモデル名が変更された。 MDR-CD900 と MDR-CD900ST の外見上の主な相違点は、MDR-CD900 はハウジングが光沢仕上げ、折り畳み機構を備え、カールコード、プラグが3.5mmミニプラグと標準プラグを切り替えられる2ウェイ仕様のフォーンプラグである一方、 MDR-CD900ST はハウジングがつや消し仕上げ、折り畳み機構がなく、ストレートコード、標準フォーンプラグとなっている。MDR-CD900 はアモルファス・ダイヤモンド振動板を採用しているが、MDR-CD900ST は振動板素材に関する記載が特にない。音作りは藤木電器より監修を受けている。 (ja)
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