M69焼夷弾(M69しょういだん)とは、第二次世界大戦中にアメリカ軍が日本の都市を空襲する際に使用した爆弾(焼夷弾)である。M69はクラスター爆弾の最小単位の子爆弾の名称であり、爆撃時は多数の子爆弾は、まとめて親爆弾に収納された上で爆撃機に搭載され、投下された。1945年3月10日の東京大空襲では、32万7000発のM69が投下され、以降3月19日までに日本の都市に投下されたM69の総数は192万発に及んだ。