M53 155mm自走砲(M53 155mm Self-Propelled Gun)は、アメリカ合衆国の自走砲。155mm砲としてM48カノン砲を採用したため、M53 155mm自走カノン砲とされる場合もある。 パットン戦車(M46、M47、M48)のコンポーネントを台車に用い、ゼネラルモーターズによって1952年より生産された。台車は前後を逆に用いたため、内部構造は逆向きに変更されている。 アメリカ海兵隊によりベトナム戦争で運用され、後にM109 155mm自走榴弾砲により更新された。NATO加盟国にも輸出されている。