KDD事件(KDDじけん)とは、1979年(昭和54年)10月に明るみに出た、国際電信電話株式会社(KDD。現・KDDI)による日本の汚職・密輸事件である。政治家や当時の監督官庁であった郵政省の官僚などに贈収賄が行われ、KDD社長と幹部、郵政官僚らに有罪判決が下されたほか、KDD幹部から2人の自殺者を出し、政治家190人が関与する大事件となった。