Property |
Value |
dbo:abstract
|
- Internet Experiment Note(インターネット・エクスペリメント・ノート、IEN)とは、1970年代後半のインターネットの構築の初期において、その作業グループ内で発行された技術文書のうち、連番の付いた文書のことである。 1977年、その数年前にボブ・カーンとヴィント・サーフが提唱したインターネットのコンセプトを実現するためのプロジェクトをDARPAが本格的に開始した後、プロジェクトメンバー内で作業上のコミニケーションを文書化する必要があった。既にRequest for Comments(RFC)はあったが、それは先行するARPANETプロジェクトの管轄と考えられていた。そのため、インターネットプロジェクトのメンバーは、RFCを模倣した一連の文書を"Internet Experiment Note"(IEN)として作成することを決定した。 1977年3月から1982年9月までに206件のIENが発行された。RFCの管理者を務めていたジョン・ポステルも一部のIENを執筆しており、その中にはTCP(IEN 40)やIP(IEN 41)の最初の仕様なども含まれている。また、一部のIENはRFCを兼ねており、両方の番号が振られている。 1983年、ARPANETがNetwork Control Program(NCP)の使用を中止して、インターネットプロジェクトが開発したTCP/IPに移行するのに伴い、IENの発行は中止され、それ以降の文章はRFCとして発行されることとなった。 (ja)
- Internet Experiment Note(インターネット・エクスペリメント・ノート、IEN)とは、1970年代後半のインターネットの構築の初期において、その作業グループ内で発行された技術文書のうち、連番の付いた文書のことである。 1977年、その数年前にボブ・カーンとヴィント・サーフが提唱したインターネットのコンセプトを実現するためのプロジェクトをDARPAが本格的に開始した後、プロジェクトメンバー内で作業上のコミニケーションを文書化する必要があった。既にRequest for Comments(RFC)はあったが、それは先行するARPANETプロジェクトの管轄と考えられていた。そのため、インターネットプロジェクトのメンバーは、RFCを模倣した一連の文書を"Internet Experiment Note"(IEN)として作成することを決定した。 1977年3月から1982年9月までに206件のIENが発行された。RFCの管理者を務めていたジョン・ポステルも一部のIENを執筆しており、その中にはTCP(IEN 40)やIP(IEN 41)の最初の仕様なども含まれている。また、一部のIENはRFCを兼ねており、両方の番号が振られている。 1983年、ARPANETがNetwork Control Program(NCP)の使用を中止して、インターネットプロジェクトが開発したTCP/IPに移行するのに伴い、IENの発行は中止され、それ以降の文章はRFCとして発行されることとなった。 (ja)
|
dbo:wikiPageExternalLink
| |
dbo:wikiPageID
| |
dbo:wikiPageLength
|
- 1131 (xsd:nonNegativeInteger)
|
dbo:wikiPageRevisionID
| |
dbo:wikiPageWikiLink
| |
dct:subject
| |
rdfs:comment
|
- Internet Experiment Note(インターネット・エクスペリメント・ノート、IEN)とは、1970年代後半のインターネットの構築の初期において、その作業グループ内で発行された技術文書のうち、連番の付いた文書のことである。 1977年、その数年前にボブ・カーンとヴィント・サーフが提唱したインターネットのコンセプトを実現するためのプロジェクトをDARPAが本格的に開始した後、プロジェクトメンバー内で作業上のコミニケーションを文書化する必要があった。既にRequest for Comments(RFC)はあったが、それは先行するARPANETプロジェクトの管轄と考えられていた。そのため、インターネットプロジェクトのメンバーは、RFCを模倣した一連の文書を"Internet Experiment Note"(IEN)として作成することを決定した。 1977年3月から1982年9月までに206件のIENが発行された。RFCの管理者を務めていたジョン・ポステルも一部のIENを執筆しており、その中にはTCP(IEN 40)やIP(IEN 41)の最初の仕様なども含まれている。また、一部のIENはRFCを兼ねており、両方の番号が振られている。 (ja)
- Internet Experiment Note(インターネット・エクスペリメント・ノート、IEN)とは、1970年代後半のインターネットの構築の初期において、その作業グループ内で発行された技術文書のうち、連番の付いた文書のことである。 1977年、その数年前にボブ・カーンとヴィント・サーフが提唱したインターネットのコンセプトを実現するためのプロジェクトをDARPAが本格的に開始した後、プロジェクトメンバー内で作業上のコミニケーションを文書化する必要があった。既にRequest for Comments(RFC)はあったが、それは先行するARPANETプロジェクトの管轄と考えられていた。そのため、インターネットプロジェクトのメンバーは、RFCを模倣した一連の文書を"Internet Experiment Note"(IEN)として作成することを決定した。 1977年3月から1982年9月までに206件のIENが発行された。RFCの管理者を務めていたジョン・ポステルも一部のIENを執筆しており、その中にはTCP(IEN 40)やIP(IEN 41)の最初の仕様なども含まれている。また、一部のIENはRFCを兼ねており、両方の番号が振られている。 (ja)
|
rdfs:label
|
- Internet Experiment Note (ja)
- Internet Experiment Note (ja)
|
prov:wasDerivedFrom
| |
foaf:isPrimaryTopicOf
| |
is dbo:wikiPageRedirects
of | |
is dbo:wikiPageWikiLink
of | |
is owl:sameAs
of | |
is foaf:primaryTopic
of | |