コンピューティングにおいて、End Of File(エンド・オブ・ファイル、略称:EOF)とは、ファイルやストリームにおいて、それより先に読み出すデータが存在しない(終端である)ことを示す状態のことである。 標準Cライブラリでは、のような文字を読み取る関数は、ファイルやストリームの終端を読み取った時に、シンボル値(マクロ) EOF に等しい値を返す。EOF の実際の値は実装に依存するが(ただし、GNU Cライブラリなど、一般的には -1 が使用される)、文字を示す全てのコードと異なる値で示される。fgetsはヌルポインタが返るなど、同じ言語においても様々である。 データをシーケンシャルアクセスしていって、最後のデータまで読み込んだ場合(あるいは、さらに次のデータを読み込もうとした後に)、EOFが発生する。などのブロックを読み取る関数は、戻り値として読み取ったバイト数を返し、これが要求したバイト数よりも少ない場合は、EOFが発生したかエラーが発生したことを示す(どちらが発生したかは、errnoを確認するか、ferrorなどの専用の関数を使用することで知ることができる)。 データベースにおいて与えられた条件に合うデータが存在しない場合、EOFとなる。EOFの判定方法は処理系により異なる。

Property Value
dbo:abstract
  • コンピューティングにおいて、End Of File(エンド・オブ・ファイル、略称:EOF)とは、ファイルやストリームにおいて、それより先に読み出すデータが存在しない(終端である)ことを示す状態のことである。 標準Cライブラリでは、のような文字を読み取る関数は、ファイルやストリームの終端を読み取った時に、シンボル値(マクロ) EOF に等しい値を返す。EOF の実際の値は実装に依存するが(ただし、GNU Cライブラリなど、一般的には -1 が使用される)、文字を示す全てのコードと異なる値で示される。fgetsはヌルポインタが返るなど、同じ言語においても様々である。 データをシーケンシャルアクセスしていって、最後のデータまで読み込んだ場合(あるいは、さらに次のデータを読み込もうとした後に)、EOFが発生する。などのブロックを読み取る関数は、戻り値として読み取ったバイト数を返し、これが要求したバイト数よりも少ない場合は、EOFが発生したかエラーが発生したことを示す(どちらが発生したかは、errnoを確認するか、ferrorなどの専用の関数を使用することで知ることができる)。 データベースにおいて与えられた条件に合うデータが存在しない場合、EOFとなる。EOFの判定方法は処理系により異なる。 (ja)
  • コンピューティングにおいて、End Of File(エンド・オブ・ファイル、略称:EOF)とは、ファイルやストリームにおいて、それより先に読み出すデータが存在しない(終端である)ことを示す状態のことである。 標準Cライブラリでは、のような文字を読み取る関数は、ファイルやストリームの終端を読み取った時に、シンボル値(マクロ) EOF に等しい値を返す。EOF の実際の値は実装に依存するが(ただし、GNU Cライブラリなど、一般的には -1 が使用される)、文字を示す全てのコードと異なる値で示される。fgetsはヌルポインタが返るなど、同じ言語においても様々である。 データをシーケンシャルアクセスしていって、最後のデータまで読み込んだ場合(あるいは、さらに次のデータを読み込もうとした後に)、EOFが発生する。などのブロックを読み取る関数は、戻り値として読み取ったバイト数を返し、これが要求したバイト数よりも少ない場合は、EOFが発生したかエラーが発生したことを示す(どちらが発生したかは、errnoを確認するか、ferrorなどの専用の関数を使用することで知ることができる)。 データベースにおいて与えられた条件に合うデータが存在しない場合、EOFとなる。EOFの判定方法は処理系により異なる。 (ja)
dbo:wikiPageID
  • 835531 (xsd:integer)
dbo:wikiPageLength
  • 2969 (xsd:nonNegativeInteger)
dbo:wikiPageRevisionID
  • 82623427 (xsd:integer)
dbo:wikiPageWikiLink
prop-ja:wikiPageUsesTemplate
dct:subject
rdfs:comment
  • コンピューティングにおいて、End Of File(エンド・オブ・ファイル、略称:EOF)とは、ファイルやストリームにおいて、それより先に読み出すデータが存在しない(終端である)ことを示す状態のことである。 標準Cライブラリでは、のような文字を読み取る関数は、ファイルやストリームの終端を読み取った時に、シンボル値(マクロ) EOF に等しい値を返す。EOF の実際の値は実装に依存するが(ただし、GNU Cライブラリなど、一般的には -1 が使用される)、文字を示す全てのコードと異なる値で示される。fgetsはヌルポインタが返るなど、同じ言語においても様々である。 データをシーケンシャルアクセスしていって、最後のデータまで読み込んだ場合(あるいは、さらに次のデータを読み込もうとした後に)、EOFが発生する。などのブロックを読み取る関数は、戻り値として読み取ったバイト数を返し、これが要求したバイト数よりも少ない場合は、EOFが発生したかエラーが発生したことを示す(どちらが発生したかは、errnoを確認するか、ferrorなどの専用の関数を使用することで知ることができる)。 データベースにおいて与えられた条件に合うデータが存在しない場合、EOFとなる。EOFの判定方法は処理系により異なる。 (ja)
  • コンピューティングにおいて、End Of File(エンド・オブ・ファイル、略称:EOF)とは、ファイルやストリームにおいて、それより先に読み出すデータが存在しない(終端である)ことを示す状態のことである。 標準Cライブラリでは、のような文字を読み取る関数は、ファイルやストリームの終端を読み取った時に、シンボル値(マクロ) EOF に等しい値を返す。EOF の実際の値は実装に依存するが(ただし、GNU Cライブラリなど、一般的には -1 が使用される)、文字を示す全てのコードと異なる値で示される。fgetsはヌルポインタが返るなど、同じ言語においても様々である。 データをシーケンシャルアクセスしていって、最後のデータまで読み込んだ場合(あるいは、さらに次のデータを読み込もうとした後に)、EOFが発生する。などのブロックを読み取る関数は、戻り値として読み取ったバイト数を返し、これが要求したバイト数よりも少ない場合は、EOFが発生したかエラーが発生したことを示す(どちらが発生したかは、errnoを確認するか、ferrorなどの専用の関数を使用することで知ることができる)。 データベースにおいて与えられた条件に合うデータが存在しない場合、EOFとなる。EOFの判定方法は処理系により異なる。 (ja)
rdfs:label
  • End Of File (ja)
  • End Of File (ja)
owl:sameAs
prov:wasDerivedFrom
foaf:isPrimaryTopicOf
is dbo:wikiPageDisambiguates of
is dbo:wikiPageRedirects of
is dbo:wikiPageWikiLink of
is owl:sameAs of
is foaf:primaryTopic of