『EDEN』(エデン)は、2012年11月17日公開、武正晴監督の日本映画。原作は船戸与一の短編小説「夏の渦」(『新宿・夏の死』 文春文庫)。2011年7月に故人となった俳優原田芳雄が、かねてから映画化のアイデアをあたためてきたこの作品を、プロデューサーの李鳳宇が制作にあたり映画化した。新宿2丁目のショーパブ「EDEN」を舞台に、同性愛者、ニューハーフといった社会におけるマイノリティの生きざまと葛藤を、コミカルかつ温かな目線で描いている。キャッチコピーは「この世の中はもっと豊かで、人生は棄てたものじゃないわよ。」である。