DOS APIは86-DOSを起源とするAPIで、MS-DOS/PC DOSや他のDOS互換のオペレーティングシステムで使われている。DOS APIのほとんどの呼び出しは、INT 21hを使用して呼び出される。AH プロセッサレジスタのサブファンクション番号と他のレジスタの他のパラメータを指定してINT 21hを呼び出すことによって、さまざまなDOSサービスを呼び出せる。これには、キーボード入力、ビデオ出力、ディスクファイルアクセス、プログラム実行、メモリ割り当て、その他さまざまなアクティビティの処理が含まれる。1980年代後半には、DOSエクステンダとDPMIを併用することで、プログラムを16ビットまたは32ビットの保護モードで実行してもDOS APIにアクセスできるようになった。