『DISTANCE』(ディスタンス)は、2001年公開の日本映画。2000年7月24日クランクイン、2001年1月完成。2001年5月26日に東京・渋谷のシネマライズで公開された。 是枝裕和監督の長編映画3作目。キャストに手渡された脚本はそれぞれの出演部分だけで、相手の台詞は書き込まれておらず、俳優たちは物語の全貌を映画が完成するまで知らなかった。物語の空白の部分は、それぞれの役者の感性によって作られていった。 また本作は、劇伴としての音楽、いわゆる映画音楽をまったく使わず、タイトルからエンドロールまで、すべて音響効果=SEだけで成立させているのも特徴である。