CryoSat(クライオサット)は欧州宇宙機関(ESA)の地球観測衛星。レーダー高度計によって極圏の氷床・海氷を計測し、地球温暖化の進行が極地に存在する氷の融解に与える影響を調査する。衛星名のCryo-は冷凍・冷却を意味する接頭辞であり、本衛星の観測対象である地球表面の氷を示している。2005年に打ち上げに失敗したが、2010年に再製作したCryoSat-2の軌道投入に成功し観測ミッションを開始した。