2010年7月11日の日食は、太平洋南部で2010年7月11日に観測された日食(観測地域により皆既日食あるいは部分日食)である。 日食は、月が地球と太陽の間を通過する時に発生し、地球の観測者から太陽の像の全部または一部を隠す。皆既日食は、月の視直径が太陽より大きく、太陽からの全ての光線を遮るものであり、昼間でも暗くなる。皆既日食は、太陽の経路に沿った地球の表面の狭い領域でしか見られないが、部分日食は数千kmの幅で見ることができる。