2009年の野球において、メジャーリーグベースボール(MLB)のポストシーズンは10月7日に開幕した。ナショナルリーグの第40回リーグチャンピオンシップシリーズ(40th National League Championship Series、以下「リーグ優勝決定戦」と表記)は、15日から21日にかけて計5試合が開催された。その結果、フィラデルフィア・フィリーズ(東地区)がロサンゼルス・ドジャース(西地区)を4勝1敗で下し、2年連続7回目のリーグ優勝およびワールドシリーズ進出を果たした。 2007年よりワールドシリーズの開幕日が、全米テレビ中継の視聴率が高く見込める曜日の放送を増やすために、土曜日から水曜日に変更された。これに伴いポストシーズンの期間が延びたため、リーグ優勝決定戦では第4戦と第5戦の間に休養日が設けられた。この方式は、今シーズン終了後に撤廃されるまで3年間続いた。