2007年の野球において、メジャーリーグベースボール(MLB)のポストシーズンは10月3日に開幕した。アメリカンリーグの第38回リーグチャンピオンシップシリーズ(38th American League Championship Series、以下「リーグ優勝決定戦」と表記)は、12日から21日にかけて計7試合が開催された。その結果、ボストン・レッドソックス(東地区)がクリーブランド・インディアンス(中地区)を4勝3敗で下し、3年ぶり12回目のリーグ優勝および11回目のワールドシリーズ進出を果たした。 この年よりワールドシリーズの開幕日が、全米テレビ中継の視聴率が高く見込める曜日の放送を増やすために、土曜日から水曜日に変更された。これに伴いポストシーズンの期間が延びたため、リーグ優勝決定戦では第4戦と第5戦の間に休養日が設けられた。この方式は、2009年シーズン終了後に撤廃されるまで3年間続いた。