『17歳の瞳に映る世界』(じゅうななさいのひとみにうつるせかい、Never Rarely Sometimes Always)は2020年のアメリカ合衆国・イギリスのドラマ映画。エリザ・ヒットマンの監督・脚本によるロードムービー。ヒットマンにとって3作目の長編映画。主人公の少女が友人と共にニューヨークで人工妊娠中絶手術(以下、中絶と称す)を受けるまでを、主人公の視点から描く。原題は中絶の手術前に、患者がカウンセラーから質問される過去の性的経験の回答となる4択を示しており、選択式にすることで患者のセカンドレイプを防ぐ意図が込められている。 本作は2020年1月24日に開催されたサンダンス映画祭で世界初公開され、第70回ベルリン国際映画祭で銀熊賞 (審査員グランプリ)を受賞した。