『麗人』(れいじん)は、1946年(昭和21年)製作・公開、渡辺邦男監督による日本映画、現代劇である。八住利雄が歌人・柳原白蓮の半生をモデルに書いたオリジナル脚本を、渡辺邦男が監督した。公開当時、白蓮本人をはじめ関係者の多くが存命中であり、白蓮事件の人物設定を借りているが、事件を直接描いたものではない。また、同名のサイレント映画『麗人』(松竹蒲田/監督・島津保次郎 昭和5年(1930年)公開)とは一切関係がない。