血液型性格分類(けつえきがたせいかくぶんるい)とは、ある人の性格が、その人の血液型によって特徴づけられるとするステレオタイプである。ABO式血液型によって、A型は~な性格、B型は~な性格、などといったように分類されるとする。 1971年頃、能見正比古(1925年 - 1981年)と能見俊賢(1948年 - 2006年)の親子が発表した著作によって広く認知された。1970年代から2000年代前半にかけて、多くのテレビや書籍が血液型による分類を広め、ブームとなったが、血液型性格分類を信じる人々による差別などが社会問題化した。現在、日本の心理学においては、血液型と性格の間には統計的な関連は認められないという見解になっている(ただし、自己成就現象についてこの注釈も参照)。