蕭 宝寅(しょう ほういん)は、南朝斉の皇族。北魏に亡命して斉王に封じられ、軍人として活躍した。その後、関中で反乱を起こして斉の皇帝を称したが、北魏軍の追討を受けて敗北した。 『魏書』や『北史』においては蕭宝「夤」、『南史』や『資治通鑑』においては蕭宝「寅」と表記されている。