総合選抜(そうごうせんばつ)とは、主に日本の中等教育レベルの公立学校で実施されていた入学試験方式の一つで、学校間格差の解消を目的として、居住地や学力などによって合格者を学区内の各校に平均的に振り分ける制度。総選(そうせん)とも略される。最盛期には10都道府県を上回る地域で採用されていたが、問題が指摘され兵庫県の一部以外の全ての地区で廃止された。現在は兵庫県の但馬地区でのみ実施されている。 戦後に京都府知事だった蜷川虎三によって導入された。