素木 得一(しらき とくいち、1882年3月9日 - 1970年12月22日)は、日本の昆虫学者。元会長。応用昆虫学などを専門とし、害虫であるワタフキカイガラムシの大発生に対してベダリアテントウを導入して駆除を行い、日本において初めて天敵を利用した生物的防除を成功させたことで知られる。また多数の昆虫を新種として記載したことでも知られている。 父は教育者の、妹は作家の素木しづ。息子に窯業工学者のがいる。