父の名(ちちのな、仏: Noms-du-Père)とは、ラカン派(仏:Lacanien)の精神分析理論で用いられる概念の一つ。ジークムント・フロイトの理論における超自我やに比較されることが多いが、対応はそれほど単純なものではなく、ラカン独特の理論体系の中で他の諸概念と複雑に照応しあいながら、厳密に規定されている概念である。