三代目 澤村 田之助(さんだいめ さわむら たのすけ、新字体:沢村、弘化2年2月8日〈西暦1845年3月15日〉 - 明治11年〈1878年〉7月7日)は、幕末から明治にかけて活躍した歌舞伎役者。屋号は紀伊國屋。定紋は釻菊(かんぎく)、替紋は波に千鳥。俳名に曙山。美貌の女形として人気を博したが、後年には脱疽により四肢を切断してなお舞台に立ちつづけた、悲劇の名優としても知られる。