『源内焼六術和尚』(げんないやきむじゅつおしょう)は小栗虫太郎の短編探偵小説。『ぷろふいる』第4巻第1号(1936年1月号)に発表、加筆修正の上『二十世紀鉄仮面』(春秋社、1936年9月)に収録。作中に、読者に解読結果が示されない暗号文が登場することで知られる。 小栗によれば、もとは『完全犯罪』でデビューする前の1926年(大正15年)頃に書いた習作だという。