日本鉱業佐賀関鉄道(にほんこうぎょう さがのせきてつどう、通称 佐賀関線)は、かつて大分県北海部郡佐賀関町(現・大分市)の日鉱幸崎駅から日鉱佐賀関駅までを結んでいた、日本鉱業(日鉱、現・JX金属)が運営していた鉄道路線である。 太平洋戦争勃発により海上輸送が厳しくなったため佐賀関半島北岸に建設が進められた鉄道であったが、工事は難航し終戦後開業となり軍需輸送にはまにあわなかった。開業から僅か17年の1963年(昭和38年)に廃止された。 廃線跡の大半は、地元の生活道路や遊歩道・サイクリングロード等として活かされている。