『文館詞林』(ぶんかんしりん)は、中国唐代の勅撰漢詩文集。唐高宗の顕慶3年(658年)、許敬宗が勅を奉じて撰した。 漢から唐初までの詩文を収め、『文選』に次ぐ最古の総集である。 もと1000巻あったが、唐以降散逸し、今は数十巻が残るのみである。中国では早く滅び、日本にのみ残る佚存書であり、高野山にある正智院蔵の残巻12巻と宝寿院の残巻1巻は日本の国宝に指定されている。