『後見草』(のちみぐさ)は、杉田玄白による江戸時代の書籍。玄白による警世の書で、天明7年(1787年)成立。上中下の3巻からなる。 書名は古語にある「後見今亦猶今見古」から付けられた(「後見草序」)。 上巻は明暦の大火について書かれた『明暦懲毖録』の再録で、中巻と下巻は宝暦10年(1760年)から天明7年の間に起きた天変地異や世相の転変が記載されている。 幕藩体制の危機が表面化したことなどの他、当時起きた事件についても書かれており、中巻には明和4年(1767年)の明和事件が、下巻には何家もの大名家の屋敷に侵入した盗賊稲葉小僧や、藤枝外記の心中事件も記載されている。

Property Value
dbo:abstract
  • 『後見草』(のちみぐさ)は、杉田玄白による江戸時代の書籍。玄白による警世の書で、天明7年(1787年)成立。上中下の3巻からなる。 書名は古語にある「後見今亦猶今見古」から付けられた(「後見草序」)。 上巻は明暦の大火について書かれた『明暦懲毖録』の再録で、中巻と下巻は宝暦10年(1760年)から天明7年の間に起きた天変地異や世相の転変が記載されている。 幕藩体制の危機が表面化したことなどの他、当時起きた事件についても書かれており、中巻には明和4年(1767年)の明和事件が、下巻には何家もの大名家の屋敷に侵入した盗賊稲葉小僧や、藤枝外記の心中事件も記載されている。 (ja)
  • 『後見草』(のちみぐさ)は、杉田玄白による江戸時代の書籍。玄白による警世の書で、天明7年(1787年)成立。上中下の3巻からなる。 書名は古語にある「後見今亦猶今見古」から付けられた(「後見草序」)。 上巻は明暦の大火について書かれた『明暦懲毖録』の再録で、中巻と下巻は宝暦10年(1760年)から天明7年の間に起きた天変地異や世相の転変が記載されている。 幕藩体制の危機が表面化したことなどの他、当時起きた事件についても書かれており、中巻には明和4年(1767年)の明和事件が、下巻には何家もの大名家の屋敷に侵入した盗賊稲葉小僧や、藤枝外記の心中事件も記載されている。 (ja)
dbo:wikiPageID
  • 4282306 (xsd:integer)
dbo:wikiPageLength
  • 1070 (xsd:nonNegativeInteger)
dbo:wikiPageRevisionID
  • 81277454 (xsd:integer)
dbo:wikiPageWikiLink
prop-ja:wikiPageUsesTemplate
dct:subject
rdfs:comment
  • 『後見草』(のちみぐさ)は、杉田玄白による江戸時代の書籍。玄白による警世の書で、天明7年(1787年)成立。上中下の3巻からなる。 書名は古語にある「後見今亦猶今見古」から付けられた(「後見草序」)。 上巻は明暦の大火について書かれた『明暦懲毖録』の再録で、中巻と下巻は宝暦10年(1760年)から天明7年の間に起きた天変地異や世相の転変が記載されている。 幕藩体制の危機が表面化したことなどの他、当時起きた事件についても書かれており、中巻には明和4年(1767年)の明和事件が、下巻には何家もの大名家の屋敷に侵入した盗賊稲葉小僧や、藤枝外記の心中事件も記載されている。 (ja)
  • 『後見草』(のちみぐさ)は、杉田玄白による江戸時代の書籍。玄白による警世の書で、天明7年(1787年)成立。上中下の3巻からなる。 書名は古語にある「後見今亦猶今見古」から付けられた(「後見草序」)。 上巻は明暦の大火について書かれた『明暦懲毖録』の再録で、中巻と下巻は宝暦10年(1760年)から天明7年の間に起きた天変地異や世相の転変が記載されている。 幕藩体制の危機が表面化したことなどの他、当時起きた事件についても書かれており、中巻には明和4年(1767年)の明和事件が、下巻には何家もの大名家の屋敷に侵入した盗賊稲葉小僧や、藤枝外記の心中事件も記載されている。 (ja)
rdfs:label
  • 後見草 (ja)
  • 後見草 (ja)
prov:wasDerivedFrom
foaf:isPrimaryTopicOf
is dbo:wikiPageWikiLink of
is owl:sameAs of
is foaf:primaryTopic of