小田原警察署(おだわらけいさつしょ)は、神奈川県警察が管轄する警察署の一つである。識別章所属表示はGC。 県南西部の要となる当署は、小田原市、箱根町、湯河原町、真鶴町の一市三町の広範囲を管轄しており、計35箇所の交番・駐在所を持ち、多数の警ら車両が配備されている。相模方面本部隷下、第五方面に属する県内有数の大規模警察署であり署長には経験豊富な警視正が就く。 城下町として栄えた小田原市街、箱根、芦ノ湖といった観光地等を含む一方、広い山間部も含めた治安を担っており、管轄区域西側は静岡県と隣接することから、静岡県警察と相互の緊急配備等も行われることがある。管内居住人口はおよそ23万人。 新庁舎には県下警察署で初めての拳銃射撃場が設置されている。自動車運転免許証の即日交付も出来る。署内には刑事部機動捜査隊と地域部自動車警ら隊の小田原分駐所がある。また、警備部直轄警察隊(管区機動隊)も配備されている。 管轄区域内に指定暴力団稲川会系組事務所が存在する。