堺電気館(さかいでんきかん)は、かつて存在した日本の映画館である。1899年(明治32年)10月、大阪府堺市宿院(現在の同府同市堺区大町東2丁)に寄席七尾亭(ななおてい)として開館、1915年(大正4年)には常設映画館電気館(でんきかん)となった。1945年(昭和20年)7月10日の堺大空襲で全焼した。第二次世界大戦後、堺東駅西口に新築・移転した。1961年(昭和36年)に閉館した。同市内最古の映画館のひとつであった。